RSCアンリミテッド  

期間:2021年6月29日~2021年9月27日



環境  

2021年6月29日 RSCリリース  

2021年7月7日 緊急ナーフ  

ローテーションの環境是正を目的に、《英雄の覚悟》《栄華の加護神・ヤテラントゥ》《パニッシュメントスナイパー》の緊急ナーフが施行された。《安息の領域》と合わせて環境上位陣に通用するデッキを成立させた《栄華の加護神・ヤテラントゥ》、その【ヤテラントゥビショップ】や【教会ビショップ】の中心カードとして活躍していた《パニッシュメントスナイパー》とクラスの主力を担う2枚のカードが弱体化されたビショップは大きなダメージとなった。

2021年7月29日 大規模ナーフ解除  

7月末、6枚のカードのナーフ解除、及び2枚のカードの制限解除が行われた。

2021年8月19日 アディショナルカード追加  

代表的なデッキ  

【AFネメシス】  

新カード:《次元の超克者・ユアン》

アディショナル前は前環境に引き続き活躍。今期開催された2回のJCG両方で圧倒的な結果を残した。更にアディショナルで《次元の超克者・ユアン》が登場。ビッグアクションへ向けた手札調整、除去とアナライズ展開でのターン繋ぎ、2コスト4点バーンとしての削りと数多の役割を担うカードで、デッキパワーを底上げした。今まで特定のメタカードを搭載しないと取ることが難しかった《暗雲の巫女・エネス》等の攻撃不可フォロワーの除去カードとなり、虚数を軸としたロングゲームで対抗していた《大いなる調停者・ゾーイ》のリーダーバリアにも直接対処できるカードで、よりデッキの万能さを高めるカードとなった。

なお、アンリミAF成立時から主力カードとして活躍してきた《メカニカルガンナー》だが、ユアンの登場を持って完全に確定枠から外れることとなった。(《アーティファクトコール》を優先する人や、AFを引き抜くカードはスピネで十分と考える人もおり、今までも確定枠とは言えなかった。)

【超越ウィッチ】  

新カード:《究明の魔術師・イザベル》《マナリアの知識》(制限解除)

【AFネメシス】同様、前環境に引き続いてアディショナル前のJCGにおいて活躍。アディショナル後は《究明の魔術師・イザベル》が登場。受ける展開の多いこのデッキにとって、1コストで横への2点除去となる《ユニオンマジック》はデッキにマッチした除去カードであり、アグロデッキへの耐性が増した。

またイザベルの登場でデッキ構築も人による差異が目立つように。カードとしてはそれほど優先度が高くないがウィッチフォロワーである《未知の求道者・クラーク》/《マジカルリス》の採用や、スペル種類数を稼ぐためにピン刺しまたは2枚採用で低コストスペルを構成するといったことが見られた。また今までもスぺルシナジーとは関係なく採用されることのある《禁約の黒魔術師》だったが、イザベルにより不要な対面でも融合できるようになったため、採用率が向上した。

【疾走スペルウィッチ】  

新カード:《究明の魔術師・イザベル》《マナリアの知識》(制限解除)

【超越ウィッチ】同様、《究明の魔術師・イザベル》で大きく強化された。従来の疾走ビート+バーン以外に、《アルティメットマジック》を軸とした新たなゲームプランを手に入れ10点バーン+αで勝つことが可能に。土パーツに《オリハルコンゴーレム》を搭載したバーン型の亜種デッキも登場した。

また制限解除となった《マナリアの知識》もスペル種類のカウントを進めやすい、《マナリアの防塵》を活かしやすいことから複数枚採用が多くみられデッキの強化となった。

【撤退ロイヤル】  

新カード:《光耀の標・ミストリナ&ベイリオン》《月光の執行者・リオード》《威風の団結》《陽だまりの邂逅》《ナテラの未来》

《光耀の標・ミストリナ&ベイリオン》の登場により成立した新デッキ。ベースはミストリナ&ベイリオンに《劇的な撤退》を打ちループを狙うコンボだが、アンリミのカードプールには《分身の術》、《飢餓の輝き》という優秀な打点加算カードが存在し、撤退が絡まずとも勝ちを狙うことが可能。上述の《優雅なもてなし》や《不朽の王城》の存在もあり、強力なデッキとしてアンリミ環境に存在感を残した。

アンリミで苦境の続いていたロイヤルにとって待望のTier上位と言い切れるデッキであり、今後の活躍にも期待がかかる。

【狂乱ヴァンプ】  

新カード:《デモンディーヴァ》《蹂躙のデーモン》

1コストで手札を失わない自傷カードとなる《蹂躙のデーモン》が登場し、3フラウロス率が向上。《デモンディーヴァ》は回復とバーンを行うカードでありながら、1枚で3回自傷カウントを進めるため、2回目のフラウロス直接召喚を狙いやすくなった。スペル系ウィッチに対し比較的有利に立ち回れるデッキで、環境で存在感を示した。

【ラスワネクロ】  

新カード:《友魂の少女・ルナ》

カード自体は前期以前のもので構成されているが、構築の洗練が進んで環境に現れたデッキ。基本的にラスワカウントを進めて《人外魔境・クリストフ》や《トート》の起動を目指して戦うが、《骸の王》を採用したことで《セレスト・マグナ》や《オミナスタイラント》と合わせて序盤から一気に面展開を狙うことができる。回復量の多さもあり、ミッドレンジデッキでありながらネクロの主流デッキとして活躍した。

その他のデッキ  

新デッキ  

影響を与えたカード  

ニュートラル  

エルフ  

ロイヤル  

ウィッチ  

ドラゴン  

ネクロマンサー  

ヴァンパイア  

ビショップ  

ネメシス  

アンリミ新人王  


環境トップのネメシスとウィッチを強化したユアンとイザベル、ロイヤルを大きく押し上げたミストリナ&ベイリオン、様々な上位デッキで採用が見られたナテラの未来の4枚を候補とし、投票を行った。結果イザベルが約半数の票を獲得し、今シーズンのアンリミ新人王に輝いた。

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新人王:《究明の魔術師・イザベル》

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新人特別賞:《光耀の標・ミストリナ&ベイリオン》

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新人特別賞:《次元の超克者・ユアン》

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Last-modified: 2022-03-28 (月)