《次元の超越》のコストを下げ、得たエクストラターンで一気に攻め切るデッキ。
シャドウバースの最初期から存在する、ゲームを代表するデッキの1つ。現在でも一線級の強さを持つ。
《次元の超越》 コスト20/スペル/ウィッチ スペルブースト コスト-1 このターンのあと、自分の追加ターンを行う。
《運命の導き》 コスト5/スペル/ウィッチ スペルブースト コスト-1 カードを2枚引く。
《カオスウィザード》 コスト5/フォロワー/ウィッチ 1/2→3/4 スペルブースト コスト-1 ファンファーレ カードを2枚引く。
《水晶の魔剣士》 コスト3/フォロワー/ウィッチ 3/3→5/5 ファンファーレ スペルブーストを1回行う。自分のデッキが20枚以下なら、1回ではなく5回。
6ターン目に《次元の超越》をプレイしてエクストラターンに突入することを目標に立ち回っていく。
そのためには、6ターン目にデッキの枚数を20枚以下にした上で《水晶の魔剣士》をプレイする必要がある。2ドローカードが2種6枚積まれている上、デッキの半分以上のカードにドローが付いているため、現実的な確率で条件を満たすことが狙える。《水晶の魔剣士》は単体では5スペルブーストだが、そのスペルブーストで更にブーストを進めるカードのコストも下げることができるため、実質的に7~8ほどスペルーブストを掛けることができる。そのため、6ターン目開始時で既に《次元の超越》のコストが10前後まで下がっている状況で《水晶の魔剣士》を使用する、または6ターン目の《水晶の魔剣士》×2で一気に14~5回スペルブーストを掛けることで6ターン目の《次元の超越》プレイを狙うことができる。
基本的に"スペルブーストを持つ高コストカード"+"軽量スペル"をバランスよく持つことを目指したい。その為臨機応変なマリガンが求められる。
《次元の超越》 コスト20/スペル/ウィッチ スペルブースト コスト-1 このターンのあと、自分の追加ターンを行う。
追加ターンを得ることのできるスペル。このカードのプレイを目指してゲームを進めることになる。
《運命の導き》 コスト5/スペル/ウィッチ スペルブースト コスト-1 カードを2枚引く。
《カオスウィザード》 コスト5/フォロワー/ウィッチ 1/2→3/4 スペルブースト コスト-1 ファンファーレ カードを2枚引く。 進化時 スペルブーストする。
スペルブーストを持つ2ドローカード。
単純に0コストで打てる2ドローが強いのはもちろん、《水晶の魔剣士》の条件達成にも貢献する。これ自体がスペルブーストを進めるのも強力。
《運命の導き》は進化ターン前でもスペルブーストを進めてくれる。対して《カオスウィザード》はフォロワーであるため盤面に干渉することができる。進化ターン前に《カオスウィザード》を置くことで、これに進化を切られることを嫌った相手が盤面のフォロワーを当ててくれたり、除去にPPを使ってくれることがある。
《石英の魔女》 コスト5/フォロワー/ウィッチ 2/3→4/5 スペルブースト コスト-1 ファンファーレ カードを1枚引く。スペルブーストを1回行う。
1ドロー1スペルブーストを行うフォロワー。
デッキを回転させるカードでありながら2/3と悪くないスタッツを持ち、序盤~中盤の盤面干渉に役に立つ。エクストラターンに突入するときも攻撃力2が光ることがある。
当然ながらドロー枚数が1枚のため、デッキを回転させる性能では《運命の導き》や《カオスウィザード》に劣る。
《炎の握撃》 コスト8/スペル/ウィッチ スペルブースト コスト-1 相手のフォロワー1体を破壊する。
確定除去スペル。
8コストとコストを下げ切るのに時間がかかるが、ほとんどのフォロワーに対処することができる。当然ながら0コストスペルとなるので、手札のカードのスペルブーストを進めるため相手の小型フォロワーに対して惜しみなく使うことも多い。
《陰陽の開祖・クオン》 コスト15/フォロワー/ウィッチ 5/5→7/7 スペルブースト コスト-1 自分の場に式神・形代か式神・暴鬼が出るたび、それは疾走を持つ。 ファンファーレ 式神・天后1体と式神・暴鬼1体と式神・形代1体を出す。
《式神・形代》(トークンカード) コスト2/フォロワー/ウィッチ 1/3→3/5 ラストワード スペルブースト する。
《式神・暴鬼》(トークンカード) コスト3/フォロワー/ウィッチ 3/3→5/5 ラストワード スペルブースト する。
《式神・天后》(トークンカード) コスト4/フォロワー/ウィッチ 4/5→6/7 守護 ラストワード 3回スペルブースト する。
一気にフォロワーを計4体展開するフォロワー。
15コストと《次元の超越》に次いで重いコストを持つカードだが、合計スタッツにして13/16でありまたトークンがそれぞれ守護と疾走を持つため高い盤面干渉能力を誇る。また式神の持つラストワードでのスペルブーストの合計値は5であり、後引きした高コストカードのコストを下げるのにも役に立つ。
相手の盤面に当たり先がある場合、0コストでスペルブーストを2進めるカードとしても使用できる。
《鬼呼びの導師》 コスト8/フォロワー/ウィッチ 1/1→3/3 スペルブースト コスト-1 自分の場に式神・形代か式神・暴鬼が出るたび、それは+1/+0されて、突進を持つ。 ファンファーレ 式神・暴鬼1体を出す。
突進フォロワーを展開するフォロワー。
出てくる《式神・暴鬼》が4/3の突進となり、進化込みで2面に触れるのは《炎の握撃》にはないメリット。またクオンから出てくるトークンの攻撃力も上げ打点を高めることもできる。
基本的には《炎の握撃》で十分だが、追加の除去カードとして採用される場合がある。
《クラシカルソーサラー》 コスト7/フォロワー/ウィッチ 2/2→4/4 スペルブースト コスト-1 自分の場に式神・形代か式神・暴鬼が出るたび、それは守護を持つ。 ファンファーレ 式神・形代1体を出す。
守護フォロワーを展開するフォロワー。
出てくる《式神・形代》が1/3の守護となる。アグロ対面で時間を作ってくれるため採用される場合がある。
《決意の予言者・ルーニィ》 コスト2/フォロワー/ウィッチ 1/2→3/4 ファンファーレ スペルブーストを1回行う。 このカードのスペルブーストが1回以上なら、カードを1枚引く。 4回以上なら、さらに、ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージ。 7回以上なら、さらに、相手のリーダーに3ダメージ。自分のリーダーを3回復。 10回以上なら、さらに、決意の予言者・ルーニィ3枚を手札に加える。
スペルブーストされた回数に応じて効果が強力になっていくフォロワー。
1回でもスペルブーストすれば既に2コスト1ドロー1スペルブーストと及第点以上のスペックとなり、4回と達成しやすい数で盤面にも干渉することができる。またこのデッキ唯一の回復カードでもある。
当然スペルブーストを重ねた末使いたいカードではあるが、このデッキにおいてはデッキを回転させることが第一の優先事項のため、惜しみなく低スぺブで切ってしまってよい。
《虹の輝き》で回収して使いまわすといった使い方もできる。
《ナイフトリック》 コスト1/スペル/ウィッチ 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に1ダメージ。 このスペルブーストが5回以上なら、ナイフトリック1枚を手札に加える。それは「自分のターン終了時、自分の手札のこれを捨てる」を持つ。
1ダメージを与える1コストスペル。
《エンジェルスナイプ》の上位互換。基本的な使い方は《エンジェルスナイプ》と同様。
細かい点だが、手札に複数枚ありかつ両方ともスペルブースト5回を達成していないときは、右手側にあるスペルブーストされた回数の少ない方から使用する。
《未知の究明》 コスト1/スペル/ウィッチ このスペルブーストが50回以上なら、このバトルに勝利する。 このスペルブーストが5回以上なら、自分のデッキをランダムに2枚消滅させる。 10回以上なら、さらに、ランダムな相手のフォロワー1体を消滅させる。 20回以上なら、さらに、アルティメット・クレイゴーレム2体を出す。
1コストのスペル。
基本的に1コストで1スペルブーストを進めるカードとしての採用になる。他のカードのコストを下げるために早い段階で使用するため追加効果を発動することは少ないが、スペルブースト5回の効果で《水晶の魔剣士》の条件達成に近づくことができる。
《知恵の光》 コスト1/スペル/ウィッチ カードを1枚引く。
1ドローする1コストスペル。
1コストで手札を失わずにスペルブーストを進めるカード。他のカードが「1コストのスペル」または「2コストのドロースペル」というだけで採用の候補になる中、「1コストのドロースペル」という破格の性能を持つ。
《エンジェルスナイプ》 コスト1/スペル/ニュートラル 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に1ダメージ。
1ダメージを与える1コストスペル。
使い勝手の良い1コストのスペルである。相手のリーダーにも打つことができるため、いかなるタイミングでも使用することができる。
《未知の求道者・クラーク》、《決意の予言者・ルーニィ》、《カオスウィザード》進化当たりなど、このデッキの除去の多くが3点のため、このカードの1点ダメージで体力4のフォロワーの破壊できるということも多い。
《マナリアの知識》 コスト1/スペル/ウィッチ/マナリア マナリアの魔弾、マナリアの防陣の中から、ランダムに1枚を手札に加える。
《マナリアの魔弾》(トークンカード) コスト2/スペル/ウィッチ/マナリア 相手のフォロワー1体に3ダメージ。相手のリーダーに1ダメージ。
《マナリアの防陣》(トークンカード) コスト2/スペル/ウィッチ/マナリア クレイゴーレム1体を出す。 自分のクレイゴーレムすべては守護を持つ。
《クレイゴーレム》(トークンカード) コスト2/フォロワー/ウィッチ 2/2→4/4
ランダムなトークンスペルを手札に加える1コストスペル。制限カードのためデッキに1枚しか入れることができない。
計3コストの行動を担保でき、1コスト+2コストの分割のため1枚で2回スペルブーストすることができる。1+2ということで他のカードとのくっつきも良い。
ただ手札に加えるスペルがランダムなのが難点。《マナリアの魔弾》は打つ対象がいないと使うことができないデメリットがあり、《マナリアの防陣》は盤面への干渉が弱い。
《マジックミサイル》 コスト2/スペル/ウィッチ 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に1ダメージ。 カードを1枚引く。
1ダメージを与えてカードを引く2コストスペル。
使い勝手の良い2コストスペル。手札を減らすことなく盤面に干渉できるカードであり、《エンジェルスナイプ》や《ナイフトリック》などと組み合わせて細かく相手のフォロワーに対処できる。
《虹の輝き》 コスト2/スペル/ウィッチ コスト2以下のフォロワー1体か、コスト2以下のアミュレット1つを手札に戻す。 カードを1枚引く。
2コスト以下のフォロワーかアミュレットをバウンスするスペル。
相手の妨害札として非常に強力な1枚。後手の2ターン目に使用すれば、相手の2ターン目の行動をなかったことにしながら自分はドロー・スペルブーストを進めるという破格のスペルとなる。また相手の進化してきたフォロワーやバフのかかったフォロワーをバウンスするのも強力。そのためウィッチ対面では基本的にコスト3以上のカードに進化を切ることが推奨される。
アミュレットもバウンスすることができるため、【骸ネクロ】や【スカルフェインビショップ】の展開を妨害できる。ビショップの残りカウントダウン1の《聖なる願い》をバウンスするのは古くから見る光景。
自分のフォロワーにも打てるため、《決意の予言者・ルーニィ》を使いまわすということもできる。
《未知の求道者・クラーク》 コスト10/フォロワー/ウィッチ アクセラレート2;土の魔片1つを出す。真理の術式1枚を手札に加える。 --------- ファンファーレ 自分のPPを10回復。土の秘術 自分の手札を全て消滅させ、カードを9枚引く。
《土の魔片》(トークンカード) コスト1/アミュレット/ウィッチ/土の印 (能力なし)
《真理の術式》(トークンカード) コスト2/スペル/ウィッチ 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。 土の秘術 カードを1枚引く。
アクセラレートで使用されるカード。3ダメージを与えながらカードを引くスペル。
1枚で4PP分の行動を担保できる点が優秀なスペル。2コスト×2で分割して使用するため、1枚のカードで必ず2ブーストできる。
また確定で任意の対象に3ダメージ与えられるカードでもあり、進化ターン前に体力3のフォロワーに対処することができる。
《水晶の魔剣士》 コスト3/フォロワー/ウィッチ 3/3→5/5 ファンファーレ スペルブーストを1回行う。自分のデッキが20枚以下なら、1回ではなく5回。
ファンファーレで大きくスペルブーストを行うフォロワー。
現在の超越ウィッチの中心的カードの1枚。このカードの効果により手札のカードのスペルブーストを一気に進めることができる。
このカードの効果量は5スペルブーストだが、そのスペルブーストにより《運命の導き》,《石英の魔女》等のコストを0にできるため、更にスペルブーストを進められる。
基本的にはデッキの枚数が20枚以下になってからプレイしたいカードだが、3/3のスタッツを活かしトレード要因として序盤から場に出すこともできる。
《変異の雷撃》 コスト6/ウィッチ/スペル 相手のフォロワーすべてを燃えネズミに変身させる。
《燃えネズミ》(トークンカード) コスト1/フォロワー 自分のターン開始時、お互いのリーダーに1ダメージ。
対象を取らない実質的なフォロワー除去スペル。
《大いなる調停者・ゾーイ》や守護と選択不可が付与された《ペインレスサムライ》、《リジェネレーター・ラインハルト》等に通常の超越ウィッチか苦手とするフォロワーに対処できるカード。
一応スペルであるとはいえ、6コストと重くメインの動きには完全に絡まないため採用されるとしてもピンのことが多い。
《禁約の黒魔術師》 コスト8/ウィッチ/フォロワー 2/2→4/4 結晶1;土の印 このアミュレットが場にある限り、自分のリーダーへの5以上のダメージは4になる。 自分のターン終了時、カードを1枚引く。 自分のターン開始時、土の秘術 これより古い土の印・アミュレット1つを破壊したなら、自分のリーダーを1回復。 --------- ファンファーレ +X/+Xする。Xは「このバトル中に破壊された自分の土の印・アミュレットの数」である。相手のリーダーか相手のフォロワー1体に「このフォロワーの攻撃力の値」と同じダメージ。
結晶で使用。ダメージカット能力を持つアミュレット。
各種コンボデッキに1ターンの猶予を作り逆転する可能性を作れるカード。アミュレットではあるが1コスト1ドローであり《水晶の魔剣士》の条件達成にも噛むことができる。
《リトルメイガス・アリステラ》 コスト1/フォロワー/ウィッチ 0/1→2/3 ファンファーレ 相手のフォロワー1体にXダメージ。Xは「自分のリーダーの体力の下1ケタ」である。 ラストワード スペルブースト を1回行う。
1コストの除去フォロワー。
条件付きながら1コストとしては破格の除去範囲を誇り、スペルブーストも進めてくれる。環境によって他の1コストスペルと入れ替えて採用したい。
即時でスペルブーストを進めない点は無視できないデメリット。
JCGアンリミテッド 2020/11/01 準優勝
JCGアンリミテッド 2020/12/27 決勝トーナメント進出