AFネメシス  

デッキの概要  

AFネメシスとは、コストパフォーマンスに優れたアーティファクトフォロワーを主体に、それらのシナジーを基軸に戦うデッキ。
《機構の解放》《加速装置》によるPP回復で、シャドウバースの枠を超えた動きをするのが特徴。
現在のアンリミテッドにおいて、支配的な強さを持つデッキである。

《機構の解放》
コスト1/スペル/ネメシス
自分のリーダーは、ターン終了時まで「自分の場にアーティファクト・カードが出るたび、自分のPPを1回復して、カードを1枚引く」を持つ。 
《加速装置》
コスト1/アミュレット/ネメシス
カウントダウン3
自分の場にアーティファクト・フォロワーが場に出るたび、それは突進を持つ。自分がアーティファクト・カードをプレイするたび、自分のPPを1回復。
《オートメーション》
コスト0/スペル/ネメシス
・アナライズアーティファクト
・エンシェントアーティファクト
・ミスティックアーティファクト
・レディアントアーティファクト
2枚チョイスして、チョイスしたカードを2枚ずつデッキに加える。
《メカニカルガンナー》
コスト1/フォロワー/ネメシス
1/1→3/3
ファンファーレ アーティファクト・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
エンハンス 8; 1枚ではなく2枚手札に加え、自分のPPを7回復。
《アナライズアーティファクト》(トークンカード)
コスト1/フォロワー/ネメシス/アーティファクト
2/1→4/3
ラストワード カードを1枚引く
《レディアントアーティファクト》(トークンカード)
コスト5/フォロワー/ネメシス/アーティファクト
4/3→6/5
疾走
ラストワード このターンが自分のターンなら、アーティファクト・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。相手のターンなら、カードを1枚引く。

基本的な動き  

《アナライズアーティファクト》を序盤から展開するアグロプラン
《レディアントアーティファクト》で一気に削るOTKプラン
の2軸がメインプランである。
どの対面でもアナライズアグロで削る→残りを《レディアントアーティファクト》で詰め切るという流れを目指すことになるが、【ミントネクロ】【庭園ドラゴン】など時間制限のある相手にはアナライズアグロが重要になり、【骸ネクロ】【スカルフェインビショップ】など必ず面を展開してくる相手の場合は最初からレディアントOTKを目指して手札を整えることが出来る。

アナライズアグロ  

一口にアナライズアグロといっても、大別して2パターンの展開が存在する。

一つ目は、散発的に《アナライズアーティファクト》を並べていき、一般的なアグロデッキのように攻めていくパターン。《製造術》《メカニカルガンナー》《アーティファクトの同調》《デバイスチューナー》など序盤から《アナライズアーティファクト》を並べていける手札のときにやることが多い。相手が処理できない場合、《マーキュリーイージス・シオン》で一気に削りきることができることもある。この動きをする場合ハンドにアーティファクトが溜まらず《機構の解放》のバリューを下げてしまうことに注意。【ミントネクロ】【庭園ドラゴン】などのタイムリミットが明確でかつ横並べに強くないデッキに対して有効。

二つ目は、《コンセントレイト》《カイザーインサイト》などでハンドを整え、4T目に《機構の解放》《加速装置》を用いて、《アナライズアーティファクト》×4~5に《マーキュリーイージス・シオン》のバフを乗せることを目指す。アンリミテッドとはいえど4T目の4/3×4~5を処理することは簡単ではないので、2~3体ほど残って盤面に残ってターンが返ってくることが多く、大きくライフを削ることが出来る。

レディアントOTK  

《機構の解放》《加速装置》のPP回復を重ねて盤面に《レディアントアーティファクト》を複数体展開し、《マーキュリーイージス・シオン》のバフをかけて一気削りきることを目指すパターン。
《レディアントアーティファクト》は5PPと重いため連打するには複数枚のPP回復が必要になる。
このプランにおいて重要なのは、《アナライズアーティファクト》や《エンシェントアーティファクト》の当て先が必要であるということ。1ターンに複数枚の《レディアントアーティファクト》を展開するにはPP回復のために1コストのアーティファクトをプレイしていくことになるが、それらが自壊できないと盤面が埋まってしまい追加の《レディアントアーティファクト》を出すことが出来ない。
当然、対戦相手も極力盤面にフォロワーを残してこないため、それを踏まえた立ち回りが必要となる。
また高速でカードをプレイしていくことが求められる。現在のシャドウバースのターン制限時間は90秒であり、盤面次第ではすべてを最適かつ最速でプレイしたとしても間に合わないこともある。

その他のプラン  

マリガン  

オートメーションのチョイス先  



採用カード  

アーティファクトをデッキに埋めるカード  

《オートメーション》
コスト0/スペル/ネメシス
・アナライズアーティファクト
・エンシェントアーティファクト
・ミスティックアーティファクト
・レディアントアーティファクト
2枚チョイスして、チョイスしたカードを2枚ずつデッキに加える。

0コストでデッキに2種4枚のアーティファクトを埋めるスペル。AFネメシスの多様なプランニングを支えるカードである。

0コストゆえどのタイミングでも使用することができ、また単純計算で6種類のチョイスパターンがあるため、扱いに大きく幅が出る。
基本的には引き抜くカードを使う直前に使用することが多いが、《コンセントレイト》《カイザーインサイト》を使う前に使用することもある。
《機構の解放》を重ね掛けした時に0コストでハンドを減らせる点も優秀。

《製造術》
コスト1/スペル/ネメシス
アナライズアーティファクト1枚をデッキに加える。
自分のターン終了時、カードを1枚引く。

1コストでデッキに《アナライズアーティファクト》を埋めつつ、ドローもできるスペル。

ハンドを減らさずにデッキにアーティファクトを埋められる唯一のカードであり、特に序盤において非常に価値が大きい。
また、埋める枚数が奇数であることから共鳴調整としての役割もあり、《アーティファクトコール》を打つ前にデッキ枚数を整えることができる。

《生命の量産》
コスト0/スペル/ネメシス
手札のアーティファクト・カード1枚のコストを-1する。
そのアーティファクト・カードと同名のカード3枚をデッキに加える。

手札のアーティファクトのコストを下げ、それをデッキに埋めるスペル。 コストダウンにより1ターン中の動きの幅を広げる役割と、デッキに特定のAFを埋める役割を果たす。

PPを回復して戦うAFネメシスにおいて、コスト-1の効果は見た目以上に大きく、このカードが絡むかどうかで動きを継続できるか、シオンをかけられるかなどの違いを生むことが多い。
また《アーティファクトの同調》と非常に相性が良い。《アナライズアーティファクト》と《レディアントアーティファクト》をピンポイントでデッキに埋められるカードとなり、コストの下がったそれらは加速解放下での動き出しの役に立つ。
《製造術》と同じく、奇数枚デッキに埋めるので共鳴調整としても使うことが出来る。

《魔鉄の獅子》
コスト2/フォロワー/ネメシス
2/2→4/4
ファンファーレ アナライズアーティファクト2枚をデッキに加える。

222のスタッツを持ちながらデッキに《アナライズアーティファクト》を埋めるフォロワー。

メタカードの枠をこのカードにすることで、アーティファクトを埋められずに負ける事故を軽減出来る。
2T目に積極的に置ける222のフォロワーということでアグロ対面でも輝く。

アーティファクトをデッキから引き抜くカード  

《メカニカルガンナー》
コスト1/フォロワー/ネメシス
1/1→3/3
ファンファーレ アーティファクト・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
エンハンス 8; 1枚ではなく2枚手札に加え、自分のPPを7回復。

1コストでデッキからアーティファクトを引き抜くフォロワー。

使い勝手の良い引き抜きカードである。
アグロプランにおいては11のスタッツも優秀。1ターン目《製造術》、2ターン目《メカニカルガンナー》+《アナライズアーティファクト》は最高の動き出し。

《アーティファクトコール》
コスト2/スペル/ネメシス
アーティファクト・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。共鳴状態なら、1枚でなく2枚手札に加える。

デッキから2枚のアーティファクトを引き抜くことのできるスペル。

共鳴状態でない/デッキに埋まっているアーティファクトが1枚だけ、という状況で引き抜くことが出来るアーティファクトが1枚だけの状況でも、2枚引き抜くことを狙って温存することはせず1枚を引っ張て来たほうがよい。その1枚が《生命の量産》《アーティファクトスキャン》《メカニカルガンナー》などのカードを大きく高めるためである。

上の記述と矛盾するようであるが、ハンドの枚数を即時で増やすリソースカードでもある。敗色濃厚な状況でも、このカードからアナライズを2枚引っ張ってきてそこから動きが繋がり逆転することがある。

アーティファクトを生成するカード  

《アーティファクトの同調》
コスト1/スペル/ネメシス
・アナライズアーティファクト
・トレースアーティファクト
・レディアントアーティファクト
・パラダイムシフト
チョイスしたカード1枚を手札に加える。

4種類(パラダイムシフトのチョイスを含めれば6種類)のチョイス先を持つ柔軟なスペル。
《オートメーション》と並びAFネメシスの動きの多様さを担う1枚。プランの主軸である《アナライズアーティファクト》と《レディアントアーティファクト》を状況に応じて使い分けることができ、更に直接手札に加わるのも強力。

《アナライズアーティファクト》で序盤の動きを埋める/《レディアントアーティファクト》でライフを詰め切る というこのデッキの基本の動きを担うのが基本の使い方となる。

ハンドに潤沢にアーティファクトがあるときは器用に動ける《パラダイムシフト》を、ウィッチ対面では《虹の輝き》に引っかからない横並べカードである《トレースアーティファクト》をチョイスすることがある。

上述の通り《生命の量産》と相性が良い。

《アーティファクトスキャン》
コスト1/スペル/ネメシス
それぞれ名前の異なる「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カード」と同名のカードをランダムに2枚、手札に加える。
「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードの名前」が6種類以上なら、それらのコストを0にする。
《デバイスチューナー》
コスト1/フォロワー/ネメシス
1/1→3/3/
ファンファーレ 自分のアーティファクト・フォロワー1体を選択して、それと同名のフォロワー1枚を手札に加える。

場のアーティファクトを選んで生成するフォロワー。

アグロプランを支える1枚。基本的にはフォロワー版《アーティファクトスキャン》といった形であり、面を埋めてしまう点がデメリットになることが多いが、序盤においてはアーティファクトが破壊されていなくても生成できる点や11のボディを持つ点から評価が高い。

アーティファクトのバリューを高めるカード  

《機構の解放》
コスト1/スペル/ネメシス
自分のリーダーは、ターン終了時まで「自分の場にアーティファクト・カードが出るたび、自分のPPを1回復して、カードを1枚引く」を持つ。

1ターン中、アーティファクトを場に出すたびにPP回復と1ドローするようになるスペル。
デッキを象徴するカード。《加速装置》と異なり盤面を埋めずPP回復ができ、更にドロー効果で目的のカードへのアクセスも行う。このカードの圧倒的なパワーが、AFネメシスの強みでもある。

このカードを使えるかどうかがゲームに大きく影響を与える。

《加速装置》
コスト1/アミュレット/ネメシス
カウントダウン3
自分の場にアーティファクト・フォロワーが場に出るたび、それは突進を持つ。自分がアーティファクト・カードをプレイするたび、自分のPPを1回復。

アーティファクトが場に出る度突進を付与し、アーティファクトをプレイする度にPPを回復するアミュレット。
AFネメシスの高い盤面処理能力を支えるカード。このカードの存在により、盤面 PP回復を2重にするべく2枚重ねて場に出すことがある。場が1つ狭くなるデメリットは大きいため慎重に検討したい。

《パラダイムシフト》との関係に注意。場に出したフォロワーには突進が乗るが、アーティファクトカードをプレイしているわけではないのでPPは回復しない。

《マーキュリーイージス・シオン》
コスト8/フォロワー/ネメシス
7/7→9/9
アクセラレート3; 自分の「アーティファクトでないフォロワー」すべてを+1/+1する。自分のアーティファクト・フォロワーすべてを+2/+2する。
---------
このフォロワーは、カードの能力によって破壊されない。
ファンファーレ 自分のリーダーは「自分のリーダーへの2以上のダメージは1になる」を持つ。この能力は、このフォロワーが場を離れるとき失われる。

基本的にアクセラで使用。一気に盤面のフォロワーのスタッツを上げるスペル。

AFネメシスの攻めを担うカード。アナライズアグロ、レディアントOTKのキーカードであるのはもちろん、相手が処理せず残った盤面に使用して一気にライフを詰めることが出来る。

《古代の自動機械》
コスト1/アミュレット/ネメシス
・アーティファクト兵招集
・アーティファクトの輝き
手札にあるとき、自分のPPが1以上で、共鳴状態ならチョイスしたカードとしてプレイする。
---------
カウントダウン 2
自分のターン終了時、ミスティックアーティファクト、レディアントアーティファクト、プライムアーティファクトの中から、ランダムに異なる2枚をデッキに加える。
《アーティファクト兵招集》
コスト1/アミュレット/ネメシス
カウントダウン 2
自分のターン開始時、コスト3以上のアーティファクト・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
《アーティファクトの輝き》(トークンカード)
コスト1/アミュレット/ネメシス
カウントダウン 2
自分がアーティファクト・カードをプレイするたび、自分のリーダーを1回復。

ほとんどの場合で《アーティファクトの輝き》として使用される。アーティファクトをプレイするたび回復するアミュレット

《機構の解放》を切るターンにおいては、1ターンに10枚以上アーティファクトをプレイすることも珍しくないので、1枚で10点以上回復が見込める。
【AFネメシス】は回復手段が乏しいのでそれを補うため採用されることがある。

潤滑油となるカード  

《コンセントレイト》
コスト0/スペル/ネメシス
自分のリーダーは「自分のターン終了時、自分の残りPPが1以上なら、カード1枚を引く。3以上なら、1枚でなく2枚引き、自分のリーダーを2回復。自分のターン終了時、この能力を失う。」を持つ。(リーダーはこの能力を重複して持てる)

0コストで使用してハンド溢れ防止、1コストで使用してデッキ圧縮、3コストで使用してドロソ&回復と器用に様々な役割を果たすスペル。

基本的には3PP余らせてドローソースとして使用し、動きの準備をすることがメインの役割。
数少ない回復札でもあり、ライフが押し込まれている場合は複数枚使用して4点、6点と回復を狙っていく。場のアーティファクトにシオンのバフをかけるか、このカードの回復効果を起動させるかの択となることも多い。

状況的に3PPで使用する余裕がなさそうなときは、1コストで使って解決札を探しにいく。
更に他の0コストカードと同じく、《機構の解放》使用下でハンドを減らすことが出来る。

《カイザーインサイト》
コスト10/フォロワー/ネメシス
7/7→14/14
アクセラレート1;手札1枚を選択して、選択したカード以外の手札を全て消滅させ、「消滅させたカードの枚数」と同じだけカードを引く。1ターン目なら、さらに1枚引く。
---------
ファンファーレ ランダムな相手のフォロワー1体と相手のリーダーに7ダメージ。自分のリーダーを7回復。相手ターン終了時まで、潜伏を持つ。

基本的にアクセラで使用。ハンドを一気にリフレッシュするスペル。

【AFネメシス】の安定感を大きく高めているカード。複数枚のカードを組み合わせて戦うAFネメシスにおいて、疑似的な追加マリガンを行えるこのカードの価値は計り知れない。
一気に7~8枚程デッキを掘る上、次の《カイザーインサイト》を使用することもできるため、ほぼ目的のカードへアクセスすることができる。
《機構の解放》《加速装置》らキーカード、《マーキュリーイージス・シオン》《レディアントアーティファクト》らフィニッシュカード、《浄化の輝き・ミュニエ》《虚数物体》などのメタカードなど、状況に応じたカードを引き込める。

稀な例だが、ロングゲームにおいてや、【庭園ドラゴン】相手の場合、本体をプレイすることもある。

《新たなる運命》
コスト2/スペル/ニュートラル
手札をすべて捨て、「捨てたカードの枚数」と同じだけカードを引く。

ハンドをリフレッシュするスペル。

基本的に《カイザーインサイト》の下位互換であるが、《冥府への道》に寄せた型のデッキの場合は墓場枚数を稼げることカードが採用される場合もある。

メタカード・その他  

《虚数物体》
コスト1/アミュレット/ネメシス
カウントダウン2
このアミュレットが場にある限り、自分のリーダーへの4以上のダメージは3になる。
ファンファーレ 自分の手札にアーティファクト・カードがあるならランダムに1枚捨て、カウントダウンを2遅らせる。

リーダーの受けるダメージを3に抑えるアミュレット。

非常に強力なダメージカット札である。【ミントネクロ】【新リノセウスエルフ】【庭園ドラゴン】などの大打点ワンショットを目指すデッキに強いのはもちろんのこと、【骸ネクロ】に対し《加速装置》を引けてないときの粘りに使え、ミラーマッチにおいても《レディアントアーティファクト》の打点を抑えることができる。
ただコンボデッキ側も《熾天使の剣》などのアミュレット破壊カードを積んでいることが多いので過信は禁物。

《熾天使の剣》
コスト2/スペル/ニュートラル
コスト2以下の相手のフォロワー1体か、コスト2以下の相手のアミュレット1つを破壊する。
エンハンス6;コスト2以下ではなく、(コストにかかわらず)相手のフォロワー1体か相手のアミュレット1つを破壊する。

汎用性の高い除去スペル。

基本的に厄介な低コストアミュレット(《加速装置》、《虚数物体》、《頂きの教会》など)を割ることをイメージしているが、序盤を凌ぐ2cフォロワー除去としても有用。
エンハンスで使用し、ロイヤルの《ペインレスサムライ》、ミラーで《冥府への道》を割ることもある。

《浄化の輝き・ミュニエ》
コスト2/フォロワー/ネメシス
2/2→4/4
ファンファーレ 他のフォロワーすべては、能力すべて(攻撃力/体力はそのまま)を失う。

進化時 相手のアミュレット1つを消滅させる。

非常に広範囲に有用なメタ能力を持つフォロワー。厄介な能力を持つフォロワーとアミュレット全般に対して、1枚で対応することができる
また、相手がこちらの盤面を処理しきれず守護で耐えようとしてきたときに守護を剥がすこともできる。対アグロにおいて最低限222として置けるのも優秀。 以下仮想敵

フォロワー


アミュレット

自分の《アナライズアーティファクト》のラストワードドローを消してしまうのはもちろん、《エンシェントアーティファクト》の突進、《加速装置》で付与した突進、《レディアントアーティファクト》の疾走などの能力も消してしまうことには注意。

《暗雲の巫女・エネス》
コスト3/フォロワー/ネメシス
2/2→4/4
このフォロワーは攻撃されない。
自分のリーダーが共鳴でな状態から共鳴状態になるたび、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに1ダメージ。

攻撃されない能力を持つフォロワー。

基本的にフォロワーを当てて盤面処理する【AFネメシス】において、《浄化の輝き・ミュニエ》を用いないと取ることが難しい。またアグロ対面でもAOEが役に立つ。
ミラーを重くみる場合採用されることがある。

《冥府への道》
コスト4/アミュレット/ニュートラル
自分のターン終了時、自分の墓場が30枚以上なら、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに6ダメージ。

墓場が溜まると相手の場と顔に6点与えるアミュレット。
追加の勝ち筋として強力かつ使いやすい一枚。特段狙わなくても、解放の絡んだ動きを続けた場合6T目辺りには自然と墓場30を達成していることが多い。

《パペットボックス》
コスト3/アミュレット/ネメシス
カウントダウン1
ファンファーレ 相手フォロワー1体か相手のアミュレット1つをロココのティディベアに変身させる。
ラストワード ロココのティディベア1体を出す。

アミュレットや処理の難しいフォロワーを対処するアミュレット。

《浄化の輝き・ミュニエ》の亜種。ミュニエには無い利点として相手のフォロワーを直接対処できるため、《加速装置》を引けていない状況に強い。また、アミュレットを変身させて強制的に当て先を作ることもできる。
デメリットはコストが重い点と自分の面を埋めてしまう点。

《研磨の魔法》
コスト2/スペル/ニュートラル
自分のフォロワー1体を+2/+0する。

2点打点を高めるスペル。

基本的に《マーキュリーイージス・シオン》の下位互換だが、2コストで打てる点が利点。相手の意表を突くことができる。

各種アーティファクトトークン  

《アナライズアーティファクト》(トークンカード)
コスト1/フォロワー/ネメシス/アーティファクト
2/1→4/3
ラストワード カードを1枚引く

ラストワードでドローを持つ軽量トークンフォロワー。

デッキの軸。《オートメーション》でほぼ必ずチョイスする上、《アーティファクトの同調》も半分以上がこのカードをチョイスする。
このカードを軸に面展開することで、リソースの心配をすることなくアグロプランがとれる。

《エンシェントアーティファクト》(トークンカード)
コスト1/フォロワー/ネメシス/アーティファクト
3/1→5/3
突進

突進を持つ軽量トークンフォロワー。
《加速装置》が引けていない状況でも相手の面処理を行うことができ

《アナライズアーティファクト》

《ミスティックアーティファクト》(トークンカード)
コスト3/フォロワー/ネメシス/アーティファクト
2/3→4/5
守護
ファンファーレ カードを1枚引く。

守護を持つトークンフォロワー。

対リノセウスデッキを筆頭に疾走に頼ったデッキに対して有用であり、疾走スペルウィッチなどに対しても打点を吸うクッションとしての役割を果たせる。
先行の1枚目の《オートメーション》では、リソースを継続できる点を評価してこのカードをチョイスすることがある。

《レディアントアーティファクト》(トークンカード)
コスト5/フォロワー/ネメシス/アーティファクト
4/3→6/5
疾走
ラストワード このターンが自分のターンなら、アーティファクト・カードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。相手のターンなら、カードを1枚引く。

疾走を持つトークンフォロワーデッキの軸。

PPを回復して戦うAFネメシスにおいて5PPという重さを気にせずに扱うことができ、また4/3スタッツと打点も高い。加速解放が絡まなくても、5コスト4点疾走というのは強力な部類であり、アナライズアグロのフィニッシュとして使用できる。

《トレースアーティファクト》(トークンカード)
コスト3/フォロワー/ネメシス/アーティファクト
2/2→4/4
ファンファーレ トレースアーティファクト1体を出す。

1枚で22を2体出す横展開のトークンフォロワー。

対ウィッチ専用カード。《虹の輝き》に引っかからずに横並べができる点が強力。3T《トレースアーティファクト》、4T《マーキュリーイージス・シオン》はウィッチに対し最も狙いたい動きになる。
《生命の量産》を絡めて2T目に出せることもあるが、デッキに《トレースアーティファクト》を埋めてしまうデメリットが大きいため、ハンドに《マーキュリーイージス・シオン》が見えていない限りはやらない方が良い。

《パラダイムシフト》(トークンカード)
コスト7/スペル/ネメシス
自分のアーティファクト・フォロワーが破壊されるたび、自分の手札のこのコストを-1する。
---------
・プロテクトアーティファクト
・エッジアーティファクト
・ブリッツアーティファクト
チョイスしたカード1体を出す。

状況に応じた3種のアーティファクトを出すことができるスペル。

基本的に加速解放に加えてアーティファクト複数枚を抱えており、コストが下がりきりそうな手札の時にチョイスする。
《エッジアーティファクト》の回復を見据えて取ることが殆どだが、当て先がなく《プロテクトアーティファクト》を出すことも多い。(《エッジアーティファクト》が欲しくなる対面では大抵大型守護も刺さるため)
《加速装置》のPP回復が働かないことに注意。

《プロテクトアーティファクト》(トークンカード)
コスト5/フォロワー/ネメシス/アーティファクト
4/6→6/8
守護
必殺

大型守護のトークンフォロワー。

疾走打点に頼る殆どのデッキに刺さる。面を取返しハンドも潤沢にあるが、相手の疾走札で削りきられるライフ状況のときに勝ちを万全にすることができるカードとなる。
また必殺を持つため、《ペインレスサムライ》や《リジェネレーター・ラインハルト》などミュニエが絡まないと取るのが難しいフォロワーを破壊できる。

《エッジアーティファクト》(トークンカード)
コスト5/フォロワー/ネメシス/アーティファクト
3/4→5/6
突進
ドレイン

ドレインを持つトークンフォロワー。

AFネメシスの貴重な回復カード。シオンのバフと進化で7点回復までは計算できる。
ただ、このカードのコストを下げきる頃には相手の場に当て先が残っていない場合も多く注意が必要。

《ブリッツアーティファクト》(トークンカード)
コスト5/フォロワー/ネメシス/アーティファクト
2/2→4/4
疾走
ラストワード 相手のリーダーに2ダメージ。

疾走とラストワードでのダメージを持つトークンフォロワー。

上の2種類に比べて選ぶことは少ないが、面を埋めないに2打点になる、レディアントOTKの横に添えて足りない打点を補えると輝く場面も多い。

プレイ環境について  

推奨環境  

AFネメシスは1ターンに大量のカードのプレイ/ドロー/交戦を行うデッキであるため、環境設定がゲームに如実に影響を及ぼす。
推奨される環境は、PC、60fps、演出の軽量設定をオンとなる。
スマートフォンのアプリ版においては30fpsしか選択できないため、露骨なハンデとなってしまう。一回の演出の差が0.3秒として、1ターンにそれが30回となる9秒のロスとなり、それだけでも1ターンのプレイ時間の10%が失われている計算になる。当然ながらドロー先によるプレイの分岐が多々発生するため、演出以上に差は開いていく。

理想環境で回したとしても時間不足が頻発するデッキであるため、可能であればPCでプレイしたい。

スマートフォンでプレイする場合  

当然軽量設定をオンにする。
その上でおすすめの方法が極力プレイをマニュアル化すること。
「レディアントを出すときは他のカードをプレイする前にまず進化させる」「相手の場に当て先が2回分あるなら迷わず解放を切る」「解放中に引いたオートメーションは全てアナライズ/エンシェントにする」等々
事前にある程度ルールを決めておき、さらに相手のターン中にそれまでの戦況を受けて方針をまとめておく。
それらを基に思考に充てる時間を極力減らし、勝負のターンにおいて与えられた時間を全てカードのプレイに割くことで何とか時間内にプレイを間に合わせる。

細かくは定めなくても、解放を切るか否か判断、カイザーを打つ判断とその残し先など、重要な初動の動きはターン開始時までに決めておいた方が良い。

なおこのプレイ法は、AFネメシスに限らず全てのデッキにおいて有用な方法でもある。

サンプルレシピ  

サンプル
デッキの基本となる12種×3枚に、採用されることの多い自由枠カードを4種1枚ずつ採用。
これをベースに手になじむ形にカスタマイズしていくことを推奨する。

JCGアンリミテッド 2020/11/01 優勝

JCGアンリミテッド 2020/11/21 優勝

関連ページ  

アンリミテッド 環境デッキ


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