ゲーム内通貨の価値を比較する  

シャドバには、クリスタル、ルピ、エーテルなどいくつかのゲーム内通貨が存在する。

またこれに並ぶアイテムとして、カードパックチケット、チャレンジチケット、プレミアムオーブなどが存在する。

今回はこれらの価値を比較してみたい。


額面上の比較  

今回は比較の基準としてルピを採用し、各アイテムがいくら分のルピに相当するかを考えることにする。

ルピとクリスタル  

基本アイテムであり、多くの場所で同じ数の消費で同じものを手に入れることができる。よって「100クリスタル=100ルピ」

(明らかにクリスタルの方が価値が高いがその点は後述)

ルピとカードパックチケット  

100ルピで1パック購入できる。

「1カードパックチケット=100ルピ」

ルピとチャレンジチケット/グランプリチケット  

150ルピで一回2Pick/グランプリに入場することができる。

「1チャレンジチケット=150ルピ」

ルピとエーテル  

直接の比較は出来ないため、100ルピでカードパックを1つ購入し、それを分解した際に手に入るエーテルの量で考えることにする。

カードパックの排出率は以下のように定められており、これを表にすると次のようになる。

排出率.png

参考:https://steam.shadowverse.jp/drawrates?pack_id=10023&pack_category=0

1~7枚目8枚目分解エーテル
ブロンズ62.1%-10
プレミアムブロンズ5.40%-30
シルバー23.0%85.1%50
プレミアムシルバー2.00%7.40%120
ゴールド5.52%5.52%250
プレミアムゴールド0.48%0.48%600
レジェンド1.38%1.38%1000
プレミアムレジェンド0.12%0.12%2500

1~7枚目のエーテル期待値は55.21、8枚目は84.91であり、55.21×7+84.91=471.38

よって「100ルピ≒470エーテル」となる。

ルピとレジェンドカードパックチケット  

レジェンドカードパックチケットは、上記にカードパックの8枚目がレジェンド確定になったものだ。

なので、1~7枚目のエーテル期待値は55.21のまま、8枚目が1000×0.92+2500×0.08=1120 (レジェンドの分解エーテル×その排出確率+プレミアムレジェンドの分解エーテル+その排出確率)となる。計算して55.21×7+1120=1506.47

よって「1レジェンドカードパックチケット≒1500エーテル」となり、さらにこれをルピの単位に変換すると「1レジェンドカードパックチケット≒320ルピ」となる。

ルピとプレミアムオーブ/欠片  

プレミアムオーブ1つが30,000エーテルで交換できるため、これをルピに変換すると約6400ルピ。

よって「プレミアムオーブ1つ≒6400ルピ」「プレミアムオーブの欠片1つ≒1280ルピ」となる。

ルピとテンポラリージェム  

テンポラリージェムは様々な制約がありつつもエーテルと同様の交換レートでレジェンドカードを手に入れることができる。

よってエーテルと等価の価値を持つとして、「100ルピ≒470テンポラリージェム」

補正ポイント  

以上ルピと各アイテムの価値を比較してきたが、違和感を持った方も多いと思われる。

いくらなんでもクリスタルとルピ、エーテルとテンポラリージェムが等価ということはないだろう。

以下その点を込みでのレートを考えたい。


クリスタルの価値の高さ  

直感的にも明らかだがクリスタルの方が価値が高い。

とクリスタルにはルピで代替できない様々な用途が存在する。

期間限定のスキンやスリーブに興味のないユーザーでも50クリスタルでパックを購入できることから、「50クリスタル≒100ルピ」と算定することにする。

エーテルとテンポラリージェム  

これもクリスタル/ルピの関係と同じく完全な上位/下位互換の関係にある。

テンポラリージェムはエーテルと比較して

と多くのデメリットを持つ。 ではエーテルと比べてどれほどの価値を持つのだろうかというと難しい。新規プレーヤーの救済システムである以上、資産が少ない人ほどエーテルに近い価値を持ち、資産のある人にとっては価値が低い。

ここでは間を取り、「50エーテル=100テンポラリージェム」ということにする。

以上より作成した表が以下である。

資産表.PNG

問題点  

プレイスタイルに左右されるチケットの価値  

上では使用できる用途の多さから「クリスタル/ルピ」、「エーテル/テンポラリージェム」の価値に差があるとしたが、そうすると今度は「ルピ/カードパックチケット」、「ルピ/チャレンジチケット」も

同様のことはプレミアムオーブにも言える。カードがプレミアムであることに興味のない人、また逆にノーマルカードの方が好きという人にとってプレミアムオーブ

スキンはプライスレス/カードパックポイント  

またカードパックの購入で入手できるリーダースキン/カードパックポイントも考慮に入れる必要があるだろう。


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