#author("2021-11-24T20:35:47+09:00","default:kazu","kazu")
#author("2021-11-26T17:20:36+09:00","default:kazu","kazu")
*DOCアンリミ(3) 秘術ウィッチ [#t6d34496]

#contents

**初めに [#re2b5020]
《加速装置》の制限により【AFネメシス】が大きく弱体化した現在のアンリミテッド。

***注 [#v589e3c9]
今のアンリミネクロを代表するデッキの一つである''【ラスワネクロ】''は、カード自体は暗黒のウェルサ期で出揃っていたものの、構築が洗練され本格的に環境で見かけるようになったのはリナセントクロニクル期だった。(勿論この台頭はリナセントクロニクルの新カードによる【狂乱ヴァンプ】の台頭という、カードプール変動の影響も受けている)~
~
現在の''【秘術ウィッチ】''も、多種多様な構築が考えられる。またJCGという競技環境による洗練もない。この環境の中で最適なデッキが登場することは難しいかもしれないと思う。~
~
あくまで自身の構築の一助として読んでいただければ幸いである。~
~
**デッキの強み [#k30b1342]
デッキの強みとして挙げられるのは以下の2点。~
-''1コスト5点の打点である《スペリオルコントラクター》の存在''~
~
-''豊富な除去とダメージカットの存在による高い受け性能''~
~
***《スペリオルコントラクター》 [#z1daacde]
 《スペリオルコントラクター》
 コスト1/フォロワー/ウィッチ
 1/1→3/3
 疾走
 ファンファーレ このバトル中に消費した自分のスタックが7以上なら、聖なる王の獅子1体を出す。
 ラストワード 大地の魔片1つを出す。

 《聖なる王の獅子》
 コスト6/フォロワー/ビショップ
 4/4→6/6
 疾走
消費したスタック数が7以上で1コスト5点(進化7点)疾走となる''《スペリオルコントラクター》''はデッキを大きく押し上げたカードであり、【秘術ウィッチ】を使用する理由となる。~
~
''2枚素引きなら2PP12点(進化込み)、《虹の輝き》/《マナリアの偉大なる研究》による複製込みでも4PP12点となり、これがデッキのリーサルラインの目安の1つ。''~
~
《オリハルコンゴーレム》、《星見の望遠鏡》、《禁約の黒魔術師》、《エクステンドマジック》と序盤から低コストでスタック消費を進めるカードが多く、5ターン目にはかなりの確率でスタック消費数7を達成でき、上振れれば4ターン目から走り始めることも。ライフと盤面への大きな圧力となる。~
~
スタック7達成前の1/1/1疾走にラストワードで大地の魔片を出す性能も、最低限1コス1点除去/1コス土の印となり序盤から使用が可能。受けに回り《エクステンドマジック》や《ストーンバレット》の条件を達成する必要があるときは温存せずに土の印として出したい。~
~


***《エクステンドマジック》と《ストーンバレット》 [#r7f2aa2d]
 《エクステンドマジック》
 コスト1/スペル/ウィッチ
 相手のフォロワー1体に1ダメージ。
 土の秘術 2;1ダメージではなく4ダメージ。カードを2枚引く。

 《ストーンバレット》
 コスト1/スペル/ウィッチ
 相手のフォロワー1体に2ダメージ。大地の魔片1つを出す。
 プレイするとき既に自分の場のスタックが3以上なら、2ダメージではなく5ダメージ。

 《クレイソーサラー》
 コスト2/フォロワー/ウィッチ
 2/2→4/4
 守護
 ファンファーレ 大地の魔片1つを出す。
 
 進化時 エクステンドマジック1枚を手札に加える。

どちらも条件付きながら1コスト4点/5点に追加効果付きという、デッキを選択する理由となる強力な除去スペル。~
~
テンポの良いこれらの除去の存在から【狂乱ヴァンプ】の3フラ煉獄に一定の耐性を持ち、また他のデッキに対しても盤面の優位を継続しやすい。~
~


特に《エクステンドマジック》は、2ドロー2スタック消費の効果も重要で、体力1のフォロワーに対しても積極的に打ちに行くことがある。~
~
**採用カードについて [#ef4c34ed]
***キーカード [#j701ae21]
-''《スペリオルコントラクター》''~
-''《エクステンドマジック》''/''《クレイソーサラー》''~
-''《ストーンバレット》''~
~
上述につき省略。~
~
***スタック消費を進めるカード [#v70ac5f8]
-《オリハルコンゴーレム》~
-《滅拳の魔女・マギサ》~
-''《オリハルコンゴーレム》''~
1コストでスタックを全消費し、打点かクレイゴーレムに変換するカード。~
~
-''《滅拳の魔女・マギサ》''~
スタックを消費して疾走を持つカード。




***土の印を供給するカード [#k948926d]
-《グラウンドサークル》/《魔女の大釜》/《星見の望遠鏡》~
土の印アミュレット。基本的に採用しない理由が無い。《魔女の大釜》のラストワードはスタックに吸い込まれると発動せず消滅してしまうため、細心の注意が必要。~
-''《グラウンドサークル》''/''《魔女の大釜》''/''《禁書庫の番人》''~
0コスト土の印/ドロー付き1コスト土の印と基本的に採用したいカード。《魔女の大釜》はスタックに吸われると消滅してしまうため、無駄にしないよう注意が必要。~
~
-《くず鉄の錬成》~
0/2守護を生成する土の印。回復の乏しいこのデッキにおいて1回でもダメージを防げる点は強力だが、盤面の管理が難しいのが難点。~
-''《猫の奇術師》''~
土の印を時間差で増やす1コスト2/2フォロワー。《グラウンドサークル》や《アダマンタイトゴーレム》が絡めば先1から2/2を出せるため、ライフを落とし込むのに大きく貢献する。~
~
-《真理の魔鏡》/《未知の求道者・クラーク》~
土の印を出しつつ、《真理の術式》を生成するカード。手札を失わない土の印であり、また対狂乱など受けるマッチでは除去、こちらから攻めるマッチでは3点バーンとなる取り回しの良さが魅力。~
~
《真理の魔鏡》はフォロワーを展開できることがある代わりに、《真理の術式》の生成に条件があり、また盤面に空きがないとプレイできない。クラークはどのような状況でも術式を生成するが、代わりに後2でのプレイのしづらさという欠点を持つ。~
~
アミュレット/フォロワーというカードタイプの違いも、《でたらめな接合》を採用する際は重要になってくる。~
~
-《禁書庫の番人》~
場を離れたときのドローを持つスタック土の印。

-《猫の奇術師》~

-《炸裂の魔女》~
-''《炸裂の魔女》''~
土の印を供給しつつ相手のライフを削るカード。

-''《くず鉄の錬成》''~
0/2守護を生成する土の印。回復の乏しいこのデッキにおいて1回でもダメージを防げる点は強力だが、盤面の管理が難しいのが難点。~
~
-''《実験開始》''~
土の印を生成するスペル。基本的には採用レベルのカードではないが、《でたらめな接合》採用型の場合はカードタイプのバランス調整として候補となる。~
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***両方の役割を果たすカード [#tcf27eab]
-《禁約の黒魔術師》~
様々な役割を果たすユーティリティカードだが、1番の役割はドローソース。スタックアミュレットの設置ターンを工夫して
-''《禁約の黒魔術師》''~
様々な役割を果たすユーティリティカード。メインと役割としてはドロー&スタック消費アミュレット。他の土の印アミュレットの設置を工夫して2ドロー&2スタック消費を目指したいが、1ドロー&1スタック消費でも十分な働き。~
~
回復量の多いデッキとマッチした際はある程度このカードでのワンショットを意識したい。
ダメージカットとしての役割は言わずもがな、本体効果も生きることがある。回復量の多いデッキとの対面やお互いに動きが冴えず長引いたゲームは、ある程度このカードでのワンショットを意識したい。~
~

-《アダマンタイトゴーレム》~
-''《アダマンタイトゴーレム》''~
基本的に取り回しの悪くなった4枚目以降の《グラウンドサークル》(=0コスト土の印)。本体は6コストと重く使いどころが限られるが、一応回復を見込めるカードでもある。~
~
ミッドレンジ帯同士の勝負ではこのカードのバリューを高めて押し切るプランを狙えることがあり、また禁約のワンショットを狙う際も土の印がある程度帰ってくるスタック消費カードとして扱える。~
-《欲望の観察者・ファウスト》~
ミッドレンジ帯同士の勝負ではこのカードのバリューで戦うプランを狙えることがあり、また禁約のワンショットを狙う際も土の印が帰ってくるスタック消費カードとして扱える。~
~
-''《真理の魔鏡》''/''《未知の求道者・クラーク》''~
土の印を出しつつ、《真理の術式》を生成するカード。手札を失わない土の印であり、受けるマッチでは除去、攻めるマッチでは3点バーンとなる取り回しの良さが魅力。1枚で2PP×2のアクションとなり事故防止カードでもある。対狂乱のフラウロスという明確な仮想敵が存在するため、どちらかは採用したいカード。~
~
《真理の魔鏡》はフォロワーを展開できることがある代わりに、《真理の術式》の生成に条件があり、また盤面に空きがないとプレイできない。クラークはどのような状況でも術式を生成するが、代わりに後2でのプレイのしづらさという欠点を持つ。~
~
アミュレット/フォロワーというカードタイプの違いも、《でたらめな接合》を採用する際は重要。~
~
-''《欲望の観察者・ファウスト》''~
スタックを消費して4点AOE&4点バーンを行うカード。~
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***秘術関連以外のカード [#d46b07e6]
-''《アクセルヒーロー・マイザー》''
-''《アクセルヒーロー・マイザー》''~
土の印の消費を打点に変換できるカード。スタックによる土の印の消滅、《オリハルコンゴーレム》のアクセラレートなどで、場からアミュレットが離れる条件を達成しやすく、容易に4~5枚の《ラピッドファイア》を手札に加えることができる。複数枚引いた際は《ラピッドファイア》だけでかなりの量ライフを削ることが可能。~
~
ただ大量の当て先を必要とする点で扱いが難しく、手札の循環から《エクステンドマジック》、土の印の供給から《ストーンバレット》を優先して打ちたい場面も多い。
ただ大量の当て先を必要とする点で扱いが難しく、手札の循環から《エクステンドマジック》、土の印の供給から《ストーンバレット》を優先して打ちたい場面も多い。~
~

-''《虹の輝き》''/''《マナリアの偉大なる研究》''~
4枚目以降の《スペリオルコントラクター》として扱うことのできるスペル。4コスト4面(虹なら3面)の10点打点は《ネクロインパルス》を上回る打点性能であり、
4枚目以降の《スペリオルコントラクター》として扱うことのできるスペル。4コスト4面(虹なら3面)の10点(進化12点)打点は《ネクロインパルス》を上回る打点性能であり、このデッキの大きな強み。~
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《虹の輝き》は相手の妨害にも使える点と自分の盤面を空けられる点が強みであり、《マナリアの偉大なる研究》はあらかじめ複製しておくことでリーサルの幅が広がる点や《禁約の黒魔術師》なども増やせる点に優れる。~
《虹の輝き》は相手の妨害にも使える点と自分の盤面を空けられる点が強みであり、《マナリアの偉大なる研究》はあらかじめ複製しておくことでリーサルの幅が広がる点や《禁約の黒魔術師》、《アクセルヒーロー・マイザー》なども増やせる点に優れる。~
~
【秘術ウィッチ】は《スペリオルコントラクター》のパワーにある程度依存したデッキであるため、これらの複製カードは一定枚数積むべきと感じている。~
【秘術ウィッチ】は《スペリオルコントラクター》のパワーに依存したデッキであるため、これらの複製カードは一定枚数積むべきと感じている。~
~
-''《でたらめな接合》''~
あらゆる盤面を返すことの出来るスペル。3フラ煉獄への対処率を高めると共に、3骸に対して唯一の対抗手段となる。
あらゆる盤面を返すことの出来るスペル。3フラ煉獄への対処率を高めると共に、3骸に対して唯一の対抗手段となる。デッキを掘るカードとしての役割もあり、《スペリオルコントラクター》へのアクセス率が高まる点が特に大きい。~
~
手札の管理


**現時点での構築への考え [#b67c2da0]

**マリガン [#f4fe82b8]
(あくまで上の構築におけるマリガン)
***単キープ [#d401f461]
-''《魔女の大釜》''/''《禁書庫の番人》''~
ドロー付き土の印のため単キープ。~
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-''《星見の望遠鏡》''~
土の印とくっつけば0コスト1ドロー1スタック消費、そうでなくても1コスト土の印として出すことで後続につながるカードのため単キープ。~
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-''《猫の奇術師》''~
1/2/2のアグロフォロワーとして1~2ターン目から出していきたいカードのためキープ。出来れば《魔女の大釜》/《禁書庫の番人》/《グラウンドサークル》とセットで持ちたいが、《猫の奇術師》は後引きすればするほど価値が落ちるため、交換&ドローで土の印を引くことに期待してキープ~

***セットキープ [#r06a7044]
-''《禁約の魔術師》''~
ドローしつつスタック消費を進めるため、《魔女の大釜》、《禁書庫の番人》、《グラウンドサークル》とセットでキープ。~
~
-''《グラウンドサークル》''~
《禁約の魔術師》、《猫の奇術師》、《星見の望遠鏡》と0コス土の印と合わせ1ターン目から使えるカードとセットキープ。~
~
-''《真理の魔鏡》''~

***対ヴァンプ [#f764cc63]
-''《エクステンドマジック》''/''《ストーンバレット》''~
確実に3フラ煉獄に対処するためキープ。~
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**終わりに [#rf867ea4]
今のローテーション環境における秘術軸のウィッチはお世辞にも強いデッキとは言えないため、今後強力なサポートカードが登場すると思われる。~
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超回復を持ったフロウリメイク、フィニッシャーにふさわしい効果を持ったパメラリメイク、4枚目のレヴィ、新しく名前を得た旧銅銀キャラクター、等々。無限に想像が膨らむ。~
~
楽しみに待ちたい。~
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