Edge of Paradise 天象の楽土にて強力な新規カードを獲得した【超越ウィッチ】。
前弾で優秀な1コストスペルが増えたのに対し、今弾ではコスト帯が上のカードが加入し、全体としてデッキのステージが1つ上がったと言える。
デッキリスト
《一世の探究》 コスト2/スペル/ウィッチ/宴楽 自分の手札1枚を捨てる。カードを2枚引く。 その後、自分がこのバトル中にデッキから手札に加えたカードが15枚以上なら、カードを2枚引く。(初手と引き直しは含めない)(引いたカードはデッキから手札に加えたカードとして扱う)
EOPで獲得した新規カードの中で大きくデッキを強化した1枚、《一世の探究》。
手札の枚数を増やすカードではないものの、一枚捨てて二枚引く能力は、低コストスペルばかり/被スぺブ持ちのカードばかりというスペル系デッキにありがちな事故に対するベストカード。
1枚で重なった不要牌を捨てつつ、《知恵の光》、《運命の導き》、《次元の超越》など、状況に応じたカードを探すことができる。
これだけでも強力なカードであるのにかかわらず、中盤以降は4枚ドローできるようになるおまけ付き。
一気に動くための《水晶の魔剣士》、リーサルを補助する《ナイフトリック》などを高い確率で引くことができる。
《チャクラムウィザード》 コスト5/フォロワー/ウィッチ 1/3→3/5 スペルブースト コスト-1 ファンファーレ 相手のフォロワー1体に3ダメージ。スペルブーストを1回行う。 進化時 相手のフォロワー1体に3ダメージ。スペルブーストを1回行う。
強力な盤面処理能力を持つ《チャクラムウィザード》も加入。
これまで除去スロットとして採用されることのあった《炎の握撃》や《アイスストーム》よりコストが3も軽く、イザベルの「その後の展開につながるカードを除去に変換するため超越ターンが遅くなりやりすい」という弱点も解消されている。
フォロワーであり、超越時の打点になる点も見逃せない。
意識せずとも、安息に隠されたフォロワーを取ることができようになった点も小さくないだろう。
上記の2枚により、今まではある程度上振れが必要だった「5ターン目の《次元の超越》プレイ」がそれなりの頻度で発生するようになった。
《一世の探究》は「デッキ枚数が20枚以下」の達成ターンを早め、《チャクラムウィザード》は水晶一枚でコストの下がり切る0コスト2スぺブとして更にスペルブーストを進める。
まだまだ超越後引き問題は大きく5超安定とまでは言えないものの、速度の面でも他のデッキに対抗できるようになりつつあるのは大きな強化点と言える。
これらのカード以外にも、後4には1コスト2ドロー2回復スペルとして運用できる《天使の恩寵》、デカ導き《願望の実現》と採用の検討できるカードが登場している。
《天使の恩寵》 コスト3/スペル/ニュートラル カードを2枚引く。 自分の残りEPが相手より多いなら、自分のリーダーを2回復。自分のPPを2回復。(進化可能でないターンの残りEPは0)
《願望の実現》 コスト9/スペル/ウィッチ スペルブースト コスト-1 カードを3枚引く。
《ダークオーダー》により3フラ煉獄が上振れでなくなったように、新カードの加入で今まで上振れとされていた動きの再現性が高まり標準の動きになっていく様は、まさにアンリミテッドの醍醐味と言えるだろう。