《フラウロス》 コスト4/フォロワー/ヴァンパイア 5/3→7/5 直接召喚 3ターン目かそれ以降の自分のターン中、自分のリーダーがダメージを受けたとき、それがこのターン中に4回目なら、このカードを1枚、自分のデッキから場に出す。 ラストワード 自分のリーダーを3回復。 進化後 ラストワード 自分のリーダーを5回復。
《煉獄のダークナイト》 コスト4/フォロワー/ヴァンパイア 4/4→6/6 直接召喚 自分のターン終了時、狂乱状態なら、これを1枚、自分のデッキから場に出す。その後、自分のデッキの煉獄のダークナイトすべてを消滅させる。 --------- 守護 ファンファーレ 自分のリーダーを4回復。
デッキ、ひいてはアンリミテッドを代表するムーブである、「3ターン目《フラウロス》+《煉獄のダークナイト》」。
3ターン目に並ぶ5/3、4/4守護は、環境の中心にいる【超越ウィッチ】やそれにコンボの速度で対抗する【ホズミエルフ】や【ララテイカーネクロ】など、対処を苦手とする相手が多い。
自傷カード自体は増えてないことから3フラ煉獄の再現性自体は昨年の10月から変わっていないが、それでも今なお通用する動きである。
《愛絶の姦淫・ヴァーナレク》 コスト3/フォロワー/ヴァンパイア 1/3→3/5 疾走 ファンファーレ 愛絶の飛翔1枚を手札に加える。狂乱状態なら、+2/+2する。 ラストワード 狂乱状態なら、ラストワードを持たない愛絶の姦淫・ヴァーナレク7枚をデッキに加える。
《闘志の人狼》 コスト2/フォロワー/ヴァンパイア 2/2→4/4 突進 ファンファーレ 狂乱状態でないなら、自分のリーダーに1ダメージ。狂乱状態なら、+1/+1して、疾走を持つ。
3フラ煉獄の後続に控える疾走打点もデッキを支える要素。《フラウロス》と《煉獄のダークナイト》で落とし込んだライフを削り切る役目を果たす。
中でも後述の《紅き血の女王・ヴァンピィ》はデッキ内の《バットノイズ》や《眷属への贈り物》を打点に変えることができ、極めて強力。
性質としては同じアグロデッキながら、【ハンドレスヴァンプ】とは少し軸のずれた攻めも環境における立ち位置の良さであり、強みの1つと言える。
対ハンドレスで有効な戦法の1つである、《清浄の領域》や《グロリアスセイバー・オーレリア》などの選択不可守護の展開は、《紅き血の女王・ヴァンピイ》や《まどわしの魔狼》といった突進必殺持ちフォロワーで容易に処理することができ、同じく対ハンドレスで強力な《虹の輝き》も、【狂乱ヴァンプ】に対してはそれほど有効なカードではない。
《降誕する干絶》は有効でないどころか相手を助けてしまうカードとなる。
今後の【狂乱ヴァンプ】使用者数の伸び次第では、両方のデッキに有効な《グランスエンジェル》の採用が増えていく可能性もあるだろう。
《紅き血の女王・ヴァンピィ》 コスト2/フォロワー/ヴァンパイア 2/2→4/4 ファンファーレ 眷属への贈り物1枚を手札に加える。復讐状態か狂乱状態なら、さらに、眷属の召喚1枚を手札に加える。「EPを消費せず進化できる」を持つ。 進化後 自分の場にフォレストバットが出るたび、それは疾走と必殺を持つ。相手のリーダーに1ダメージ。
新戦力の《紅き血の女王・ヴァンピィ》は強力な打点カード。
盤面のスペースを無視すれば「《眷属への贈り物》は0コスト3点」、「《バットノイズ》は1コスト4点」、「《眷属の召喚》は2コスト4点の打点カード」となり、ヴァンピィ単独でも3+4で7点、関連カードと組み合わせて一気に10点超えのダメージを狙うことができる。
打点がバーンダメージと疾走に分割されていることから、相手の守護を突破しきれなくてもライフを詰めることができる点も大きい。
盤面除去としても有用であり、前述の《清浄の領域》や《グロリアスセイバー・オーレリア》の選択不可守護はもちろん、フルでの展開に失敗したララテイカー盤面や少し遅れた骸盤面など、大型フォロワーの横並べ容易に対処が可能。
3フラ煉獄にこそ絡まないものの、その後のゲーム展開を強化するカードで、デッキのレベルを大きく引き上げている。
《狡蜘の悪魔》 コスト2/フォロワー/ヴァンパイア 1/4→3/6 守護 ファンファーレ 狂乱状態でないなら、自分のリーダーに1ダメージ。狂乱状態なら、+2/+2する。自分のリーダーを3回復。
狂乱達成後は回復と中型守護になる、守備的なフォロワー。
《闇喰らいの蝙蝠》に寄せたコントロール型の【狂乱ヴァンプ】なら有力な採用候補となる。