Renascent Chronicles リナセント・クロニクルがリリースされて早一週間。ローテーションは既にナーフが来るほど環境が動き、アンリミにも新しい風が吹いています。
一週間ほどプレイして感じたことや、新デッキ、アンリミテッドへのナーフの影響をまとめたいと思います。
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デッキリスト
新カード
《万緑の回帰・ラティカ》 コスト4/フォロワー/エルフ/自然 3/3→5/5 自分がカードをプレイしたとき、それがこのターン中に4枚目なら、自分のPPを3回復。 8枚目なら、進化する。 12枚目なら、+3/+3して、疾走を持つ。 ファンファーレ ラティカの抱擁1枚を手札に加える。 進化後 1ターンに2回攻撃できる。
ローテーションで大暴れしナーフされた【ラティカエルフ】のアンリミ版。アンリミテッドのプールには0コストカードの《ナチュラル・マナ》、それをラティカと一緒に手札に加える《ワンダーコック》、効率の良いウィスプ生成カードである《妖精花》や《フォレスト・コア》など様々な補助カードが存在します。ローテ版すらそれなりの確率で6ターン目のOTKが可能なデッキだったため、コンボデッキの平均キルターンが6ターン前後のアンリミテッドでも十分戦うことができます。
【ロキサスリノエルフ】との差別化点としては、ワンダーコックからラティカ自体をサーチできる、プレイ枚数を稼ぐことにデッキが特化しておりサブの《リノセウス》プランが通りやすい、4ターン目に20点出すことが可能、《英雄の覚悟》による守護盤面の形成などが挙げられます。
アグロ耐性、相手に守護やダメージカットを張られたときの対応など総合的にみると【ロキサスリノエルフ】が勝っていると思う部分が多いですが、選択肢
参考にさせていただいた方
エルフ専YouTuberのダヤンさんのリストを参考にさせていただきました。
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デッキリスト
新カード
《極致の創造主・ベルフォメット》 コスト9/フォロワー/ネメシス/機械 6/6→8/8 融合;機械カード これに融合したとき、それがこのバトル中に2,4回目で、自分の残りPPが3以上なら3消費して、遮断の触手1体を出す。3,5回目で、自分の残りPPが3以上なら3消費して、蹂躙の触手1体を出す。 --------- ファンファーレ 再生の殺戮・ティシポネー1体を出す。「これに融合した枚数」が1枚以上なら、さらに、再誕の不鎮・アレークト1体を出す。2枚以上なら、さらに、再燃の憤怒・メガイラ1体を出す。
(トークンの効果はこちら)
《機械兵》 コスト2/フォロワー/ネメシス/機械 1/1→3/3 突進 ファンファーレ (これを含めず)自分の手札に機械・カードがあるなら、+2/+0する。 ラストワード プロダクトマシーン1枚とリペアモード1枚を手札に加える。
《大型機械兵》 コスト3/フォロワー/ネメシス/機械 3/3→5/5 自分のターン終了時、自分の手札の機械・カードが3枚以上なら、自分のEPを1回復。 ファンファーレ (これを含めず)自分の手札に機械・カードがあるなら、カードを1枚引く。 進化時 相手のフォロワー1体に4ダメージ。
《アイアロンの残骸》 コスト1/アミュレット/ニュートラル/機械 カウントダウン 1 ファンファーレ リペアモード1枚を手札に加える。 ラストワード 自分のターンなら、機械・カード(アイアロンの残骸を除く)をランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。相手のターンなら、カードを1枚引く。
かつてローテーションにも存在した、《天界の門》のコストダウンでベルフォメットを早出しする【機械ネメシス】。新弾のネメシスのテーマが機械ということで多くの新カードを手に入れ、デッキとして大幅に強化されました。任意のタイミングで手札から捨てられる《狭間の生成》と後述する《恒久の天使》、そして天門を除けば全て機械カードでデッキが構成されており、場にラストワードでトークンを加えるフォロワーがいなければ確定で天門の効果をベルフォメットに掛けることができます。
3枚目のベルフォメットである《極致の創造主・ベルフォメット》は、《天地の侵略者・ベルフォメット》と異なりRNGに頼らずに確定で回復&守護を含めた盤面形成が行える強力なフィニッシャー。また融合能力で場に出せる《遮断の触手》は2/4選択不可守護ラスワ4点回復と破格の遅延性能を持ち【アグロネクロ】の《輪廻の強制》や【教会ビショップ】の《浄化の鉄槌》など守護を無視して攻めてくるデッキに対しても確実に減速させることができます。
ただ、一度創造主ベルフォメットに融合してしまうとその後は融合するたびにPPを勝手に消費してしまい、5T目の全融合+天門直接召喚が上手くいかないことに注意です。手札に他のベルフォメットを持っているまたは天門を手出しできるときは気にせず触手を出して大丈夫ですが、そうでないときは融合してよいのか考える必要があります。
《恒久の天使》は、天門と同様の直接召喚条件を持つ守護&ラスワ3点フォロワーで、5ターン目の隙を大きく軽減することができます。特に相手に面を作られやすい後手で、無理やり天門を置きに行けるのが強力。ただ手札に引いてしまったときに天門のコストダウンを確定させられないという重いデメリットもあり、採用は分かれるところ。ピン刺しだとしても、5ターン目までに引いてしまう確率が20%ほどある=10%はこのカードのコストが下がって負けるということを考えると、リスクの方が大きいように感じます。
参考にさせていただいたリスト
tweet
アンリミYouTuberのヨシハラさんのリストを参考にさせていただきました。動画もアップされていますので、ご確認ください。
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デッキリスト
新カード
《光耀の標・ミストリナ&ベイリオン》 コスト6/フォロワー/ロイヤル/指揮官・自然 4/6→6/8 疾走 守護 ファンファーレ ランダムな相手のフォロワー1体に5ダメージ。自分の手札にアミュレットがあるなら1枚捨て、+2/+1する。ナテラの大樹を捨てたなら、自分のPPを3回復。
愛好家によって研究の続いていた【ミッドレンジロイヤル】ですが、今回のリストはとても完成度が高いように思います。いかにもロイヤルらしいデッキでありながら
《貴族の舞踏》は《キャットアドミラル》と《クイックブレーダー》が確定でリクルートされるようになっており、実質3コスト3点の打点カードとして扱えます。
参考にさせていただいたリスト
tweet
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デッキリスト
新カード
《デモンディーヴァ》 コスト4/フォロワー/ヴァンパイア 3/3→5/5 ファンファーレ 狂乱状態なら、進化する。 進化後 攻撃時 お互いのリーダーに1ダメージ。これを3回行う。自分のリーダーを5回復。
《蹂躙のデーモン》 コスト6/フォロワー/ヴァンパイア 4/5→6/7 アクセラレート 1;自分のリーダーに1ダメージ。カードを1枚引く。 --------- ファンファーレ 相手のフォロワー1体を破壊する。狂乱状態なら、さらに、相手のリーダーに4ダメージ。
新カード
《アイアロンの残骸》 コスト1/アミュレット/ニュートラル/機械 カウントダウン 1 ファンファーレ リペアモード1枚を手札に加える。 ラストワード 自分のターンなら、機械・カード(アイアロンの残骸を除く)をランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。相手のターンなら、カードを1枚引く。
微細なアップデートですが《アイアロンの残骸》により、《デッドメタルスター》をサーチできるようになりました。《デッドメタルスター》はアクセラレートで使用することで3面を埋めるため、3ターン目の《骸の王》展開に貢献します。3ターン目の骸単騎出しだけでも勝てるゲームもあるため、このカードの登場で安定感が増したように思います。 またハンドを減らさない1コストアミュレットという点でも骸展開のトリガーになる点もあり、総じて使い勝手の良いカードとなります。
デッキ内の0コスト相当カードが減ったことがとにかく痛いです。5ターン目のラティカ疾走に0コストが1枚足りないという展開も多く、デッキの強みであるキルターンの早さが
《エルフクイーン》のような遅延できるカードを搭載して、1ターン
今回のナーフで最もアンリミに影響を及ぼすカードでしょう。【教会ビショップ】や【ヤテラントゥビショップ】はもちろん【守護ビショップ】にも入るカードであり、全方位にビショップデッキが弱体化しています。2コストで安定して3面処理を行えるカードでありながら打点にもなるという明らかにやりすぎの性能であり仕方ないことではありますが、登場時からアンリミビショップを支えてきたカードで、弱体化には寂しさを覚えます。
8月にJCGアンリミテッドが復活することを願っています。